アントニオ猪木が残すメッセージ

 

猪木信者という言葉がある。

果たしてそれはどんな意味で、

どのような方を指すのかはわからない。

定義さえもわからないし、

知りたくもない。

 

僕は、

信者なのか?そうでないのか?

 

やはりわからない。

 

 

 

どれだけアントニオ猪木に

騙され、

悲しまされ、

絶望させられ、

ウンザリさせられたものか!

 

それは計り知れない。

 

しかし、

 

10回に1回?

いや、

100回に1回?

 

そのマイナスを、

いとも簡単に上回る夢を見せてくれる。

 

その夢に、

どれだけ助けられたのだろう!

 

その夢に、

どれだけ慰められたのだろう!

 

その夢に、

俺だってと!

立ち上がる力を授けられたのだろう!

 

昭和の男共は、皆、

 

アントニオ猪木に

騙されながらも、

 

アントニオ猪木に、

人生を捧げていた。

 

 

アントニオ猪木の持つその『熱量』は、

誰よりも熱く、

誰よりも高い、

 

アントニオ猪木は、

誰よりカッコつけたがりである。

 

アントニオ猪木は、

誰より寂しがりである。

 

アントニオ猪木は、

誰より恥に対して抵抗がない。

 

 

今、ボロボロのアントニオ猪木は、

敢えて、その姿を、

 

『笑えよ!』

 

とばかりに、曝け出している。

 

誰が笑えるものか!

 

 

誰にも真似出来ない

『風車の理論』がそこにある。

 

 


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