ヘッドショルダーセラピー養成コース【プロ科】

 

最終章プロ科 

こんにちは。内田塾広報担当のもりした ゆうです。

 

都内30度超えの猛暑の中、ヘッドショルダーセラピートレーンングのプロ科が開催されました。

初級科、専攻科から顔馴染みのメンバー6名での受講となりました。

おそらくコロナ渦の中、泣く泣く受講を諦めた方もいらっしゃったかと思います。そんな中、受講することができた私達、外の暑さに負けない熱を持って2日間のトレーニングに取り組んできました!

 

 

「専攻科修了から今日までの間で出てきた疑問や質問はない?」と言う先生からの問いかけからスタート。

6名での受講は先生との距離が近いです。

じっくりと会話を続けてグレーのエリアをクリアにしてから、よーいどん!

 

 

根拠に基づいた手技

 

今回も座学から。セラピストのための生理学。

初級、専攻、プロ科通しての生理学の学び、なんとなくでは無い手技に欠かせないエリアです。テキストにはイラストでの表現が多く、先生の話と合わさってスムーズに理解していくことができます。簡単ではないんだけど、そこは内田塾「なるほどー」と頷ける部分が多くて楽しく吸収していくことができます!

ヨガの先生としても、もっとしっかりと理解していなくてはいけないところだったなと感じています。

アーサナをとったり、リードをしていく時には解剖学の知識が必須だけど、結果どうなるのところでは生理学の知識が必要。お客様の関心は「結果どうなる」の方が強いように思います。ヨガをすると、またヘッドショルダーセラピーをすると「身体の中でこんなことが起こって結果こう言う効果が期待できますよ。」と仕組みを理解した上でご案内できる私で居たいですね。

 

 

 

座学の後はこのエリアを覗き、触察!

専攻科で、実技に頚部の触察が加わった時、正直このエリアには「難しい」「ちょっとこわい」と言う印象を持っていましたが、専攻科でも今回も、骨模型や画像でしっかりと構造を覗いてから触察に入っていくことができたので、いざ触れさせていただくときにはこわさ無く骨を捉えていくことができました。コロナウィルスの感染予防対策もそうですが、知ることがとても大事。きちんと理解ができていないから自信が持てずこわいんですね。

 

ここ、後頭下筋。触れられると目に響きます。それにも当たり前の理由がある。理由を知ってるから、適切な触れ方ができて、効果を引き出せる。

 

「ただなんとなくじゃないよー。」先生が何度も口にした言葉。『医学の根拠に基づいた手技』これを提供できるのが内田塾のセラピストです。

 

 

シェアするってとっても大事!

 

プロ科の実践は、先ほどの後頭下筋に加え肩甲帯のエリアに入っていきます。

2日間の中で、ペアになって触れ合う時間、たくさん設けてくださいました。

 

施術する側は、1回ごとに手洗い、消毒。セラピストとしてお仕事していくうえで欠かせない作業です。専攻科で習った手順で適切な手洗いと消毒。それから、必ず自分のマットを使用することやマスクの着用など、必要なことを正しく行うことでお互いが快適に安心して触察の時間を過ごすことができました。

 

モデルさん側には「シェアする」という重要な仕事があります!ここの施術もとにかく気持ちが良くて気を抜くとすぐ眠りたくなりますが、ペアワークの時の感覚の共有ってすっごく貴重なんだって今回たくさんシェアしてもらって改めて実感しました。寝てる場合じゃない!

「シェアしてねー」と先生からも度々声が掛かります。

「効いてるよ」「もうちょっと右」「骨、バッチリ捉えられてるよ」「もっと強くても良いよ」「少し上に向かって力入れてみて」ペア間で多くの言葉が交わされました。

触れてる方も触れられてる方も、シェアすることで「技」がどんどん磨かれていきます。

ハテナが解決することもあります。

トレーニングでしかできない共有なので、この時間を無駄にしないようにみんな積極的に会話をしました。

 

 

今回、3ペアでの実践タイムだったので、迷子になるとすぐ先生が来てくれて「どこで迷子?」と声を掛けてくれる、そんな贅沢な環境でした。触れ方のコツや、力の入れ方、また手技のバリエーションなど、個人個人に合わせてのアドバイスを本当にたくさんしてもらいました。まるでパーソナルで指導していただいているよう。

今回はコロナも手伝って特に少人数開催でしたが、もともと内田塾の講座は、高い質を保つ為にどれも定員が少なく設定されています。ここは「本物」を目指す人の学び舎なんです。

 

 

これからの時代とヘッドショルダーセラピー

 

トレーニングの最後は、ペアさんへ20分のヘッドショルダーセラピーを提供する時間。

「集大成」と言う先生の言葉に気持ちが引き締まります。

あっという間でした。初級の時には考えられませんでしたが、時間が足りなかった!

基本を学んだ初級科から、知識を深め、質を高め、技を極め、すべての手技を組み合わせれば60分の施術を提供できるまでになっていました。技術の獲得と同時に、仕事としてお客様へご提供していく自信も育っていたことに気が付きました。

 

眠れない悩みを抱えている人が多い現代社会に、私達ヘッドショルダーセラピストの需要はかなり大きいと思います。

このトレーニングに参加すると、その日の夜はぐっすりと眠ることができました。眠りに悩みを抱えていたわけではありませんが、ぐっすりと眠れて初めて眠れていなかったことに気が付いたんです。脳の疲れが解消されたことで働きが良くなったのか、記憶力がアップしました。触れられているのは頭部なのに施術後には顔がスッキリしていました。視界が開けました。このトレーニングを通して様々な効果を体験してきました。(あくまでも個人の感想です。)

 

このトレーニングが企画されていた頃、まさか世の中がこんな状況になるとは想像もしていませんでした。全員がマスク着用で講座を受けることになるなんて。日程の延期もありましたし、定員を減らしての開催にもなり、予想していなかったハプニングが次々起こりました。

忘れてはいけない志。「携えていて損の無いモノ」これが全員が一致するひとつのゴールでした。

何が起こるかわからないこの時代に、この技術が私達の仕事を、そして生活を支えてくれる大きな力になることを確信しています。

 

 

 

ヘッドショルダーセラピートレーニング1期生!

トータル26時間プラスα!とにかく楽しいトレーニングでした!

重厚感のあるプロ科の修了証と(HORAIの豚まんと)恒例の集合写真!

6名のプロ科修了セラピストの誕生です。

 

私達1期生は、誇りを持って自信を持ってこのセラピーを、究極の受動の時間、「眠り」と言う癒しの時をご提供していきます!

セラピストの活動は「#ヘッドショルダーセラピー」で検索してください!

 

 

次回の専攻科の開催は912日、13日となります。

初級科、プロ科の開催は未定です。お待ちください。

 

 

 

 

 

Yoga studio 58 主宰

2012年よりヨガインストラクターとして指導を始めるが、間もなく目に見えないものを当たり前のように語る業界に違和感を感じ転職を検討。そんな時、これで最後にしようと参加したWS。「腑に落ちない事まで頷くことが学びではないよ」と話す内田かつのり師の言葉に「この道なら進みたい」とそれ以来、師の元で学びを続ける。

 

解剖学ベースの効果が期待できるヨガの指導をしていく中で、この流派を、内田師匠の教えを、広く正しく広めていける仲間を増やしたいという想いが生まれ、マットの外では、カメラ片手に記事を書く。

 

甘いものと白米がエネルギー源。毎日が食欲との戦い。

 


Yoga Anatomy Lab. × Yoga studio Manawa House

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